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9/12~9/27は実家にいた。
そこで私は運動・節食を心掛けるよう両親に働きかけられた。
その時私は、ベルトをせずともズボンが履けた。ずり落ちることはなかった。有り得なかった。
そんな私が抗えるはずもなかった。

歩くことを日課にしてみた。
一日最低3時間。折を見てそれ以上。
家を出る時は夜だった。日が落ちて空気が湿り出す頃に靴に足を通した。
昼の往来は通行人のように余分なもので溢れていたから出たくなかった。

夜の通りは静かで涼しく、かなり歩いてもなお心地良かった。
気に入ったのは八木山橋だった。
家から坂を越えて東北大学へ。そこから山を登り青葉城へ。
あとは7~8分も歩けば片道一車線の小さな橋が見えてくる。
そこは昼でさえ辺りの木々で少し薄暗かった。夜ともなれば尚更だった。
普通の橋ならガードレールでも良かった。
だがその橋の両端には大きな鉄柵がそびえていた。
上から50cmのところで道路側に45度程傾いて延び、それはネズミ返しのように見えた。
ネズミは人。柵を超える人。橋から落ちる人。自分から落ちていく人。
橋の下には竜ノ口沢が広がっているはずだが、柵を通して見ることはまず叶わなかった。
渓谷は橋から遠い遠い、遥か深く下にあったからだ。
橋は自殺の名所だった。

暇があるときは橋へ通った。だが橋の上で立ち止まることはしなかった。
いつもと同じ速度で通り過ぎる。振り返ることもしない。
自殺者だなんて思われるのは心外だったからだ。

前に一度谷底を覗いてみたが、そこには夜が広がっていてよく分からなかった。
夜の橋は静かで涼しく、あんまり静かだったので怖くなりそれからは覗いていない。
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2010.10.03 Sun l 備忘録 l COM(0) TB(0) l top ▲

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