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僕らがゾッコンLOVEしてる動画サイトニコニコ動画には神動画や熱い動画のほかに
なんかこう得体の知れないものが沢山あってそれがまた僕たちを惹きつける訳ですが
意味もなく嫌な体験をしたかったので
タグ「ホラー」とかで検索してたら新耳袋と再会しました おひさー
うpされてた数話はすぐに観終わったのでTSUTAYAに急行して
もう一度あいつに出会ってやろうそれがええそれがええと思ったのでした

仲間外れなんてヒドいじゃないのさ悔しいわという方に説明すると
えーと「新耳袋」ってのはですね
訳も分らないまま怪異にガンつけられてガクブルしてたら終わってた
というのが一冊に99話もある!まさに業務用怪談集!ちょうおとく!
という通り魔的ホラーです おわり

そんなオムニバス臭溢れる新耳袋を愛してやまない
ホラー好きという精神的なマゾヒスト達がよってたかって映像化したのが
これだい

怪談新耳袋 劇場版怪談新耳袋 劇場版
(2005/01/26)
竹中直人坂井真紀

商品詳細を見る


「テレビで放映してたVer」もあったんだけど劇場版の方が金かかってるし
時間だってかかってるはず 恐怖のあまり心臓が破裂して
部屋で悲しく孤独死するくらい怖いのではないのかそうにちがいない
と独断と偏見に基づく極めて公正なるジャッジが下されました 
で、観ました 最後まで

でもそんなことはなかった
どう考えてもテレビVerの方が心臓に悪かったと断言するよ
そんなしょんぼりホラー「怪談新耳袋 劇場版」をレビューします

ええとね「夜警の報告書」と「ヒサオ」は原作慨読者でも楽しめました
残りの六話は改悪と単なる映像化にすぎないので飛ばしても構いませんし
全部見てから「オー タイムイズマネー」と外人の真似をしながら嘆くのもいいんじゃないかな
それも楽しいよ俺が保証する
じゃ、がっかり6人衆を先に紹介するね 
※ホラーだけどネタばれするよ この6話つまんないしいいよね

「残煙」:単なる映像化
「次々と女性が紫煙だけを残し消えていく」というと面白そうだけど消え方が半端ないんよ
読んで字の如く消えるんよ 
「お客さん 消え方どうします? 衣服とかは残します?」
「頭から消しゴムでゴシゴシやる感じでお願いします」
唐突過ぎて編集ミスかしらそんなはずはないわねえと巻き戻し&再生を3回くらいしたよ
でも、変わんなかったよ
もう一つ カメラワークがバリバリ激しすぎて付いてけない 見てて気持ち悪くなった
もうこれはオールドタイプの僻みとか抜きで

「手袋」:単なる映像化
宙に浮く白い手袋マスターハンド×2が女性の喉を圧迫するお話
特筆すべきことはなし しかも微塵の怖さも存在せず 駄作

「重いッ!」:改悪
出てくる幽霊がチャラけた中年男性withバラの模様咲き乱れる白Yシャツ
ねえこれ人を怖がらせる気あるの?どうなの?少しは反省する気あるの?
原作だと主人公が押しのけた幽霊が今度は隣に移動するっていうコミカルな話でしたが
この中では新耳袋のお家芸「人体改変マジック」で
男の首が180度回転して軽やかに飛び上ります
主人公の息子の頭を押しつぶします スーパードッスンみたいに
すげえ後味悪いYO コミカルと言えばコミカルだけどさ

「姿見」:ギャグ化
母校に帰ってきた男子学生二人が変なのにサクリファイスされるお話
まず一人目はマンインザミラーされます
いきなりニョキッ(腕が) おつぎはズムッ(掴む)
ホラーには必須のリアリティがこの次元には存在しない概念なので
観客は「えっ」とは思うでしょうが次につながりません 怖くないのです
残念ながらこの回では恐怖は打ち止めみたいです
んで二人目はというと血色の悪いおばさんがバスケットボール片手にすり足差し足忍び足
驚かしたい気持ちはわかるのですがこれはホラーですよおばあさん
次からはバスケットボールは籠に戻しておきましょうね

「視線」:単なる映像化
新耳袋は結構出演する女優さん(子役含む)が可愛かったり綺麗だったりして
目の保養になることが知られています
やっとその法則が当てはまりました うれしい! 普段着可愛い!
でもそんだけの普通のホラー 
いうことは特にないですが強いて挙げるなら
「イツモオマエヲミテイルゾー」(妙にキーの高いか細い声)
が幽霊の表情とマッチして重ちーのツボにはまりました 吹きました 
……ええと、これ面白いですよ! ギャグとしてみるなら

「約束」:改悪
これってイイ話し系の筆頭株なんですよ「新耳袋」ファンの重ちーランキングでは
なのに制作した看板が怖すぎてクレームがきたってどういうことだってばよ!!
「ちくしょうだれがこんなことを」
「わかりましたから落ち着いてください」
「じゃ一言いわせてくれ」
「いいですけど」
「脚本家が『僕の考えた座敷女』入れたせいでイイ話が怪獣映画になってるじゃんかよ!
 っていうかジャパネスクホラーに合成シーン入れるとかって何かんがえてんだよもう
 違和感が恐怖より優先されるだろうなんて目に見えてるじゃないか!」
「でも赤いフィルターをかけた室内の静止画は雰囲気出てましたよ」
「それはクライマックスシーンの蛇足っぷりが打ち消しているのでノーカンだっ
 幽霊にキメポーズ要らないから!戦隊ヒーローじゃあるまいし!
 俺幽霊は自分の新作小説にでも出してろよ」
「創作の地産地消というわけですね」

ほほうと感心した佳作の
「夜警の報告書」は最初を担当し「ヒサオ」はトリをつとめます 
恐らくは観客をダレさせない工夫なんですね
ネタばれはしないけど感想述べます

「夜警の報告書」:原作を活かしてその次につなげた良作
二人の男性が廃ビルを巡回する中で話は進みます
原作だと話の骨組だけが載っていて改変の余地がアリアリでした
そこで軸の全くぶれない人物「ヨシザワ」さんを出したのがよかった
キャラの立った彼と彼以外の警備員のリアクションを交互に見ることで
僕らは質の高いホラーとギャグのコンビネーションを相殺せずに楽しめるのです
名台詞「おかしいんだよ!」を連呼するTV版の名作「棚下がり」と似た感触ですね
バッドエンドじゃないけど何か釈然としない……
言いようのない不安を掻き立てる演出が憎いですね
事実を事実として認めつつもやっぱりそれは気の迷いと切って捨てる「ヨシザワ」さんカッコイイ!

「ヒサオ」:大胆リフォーム成功例
原作はセリフあり説明文あり普通の小説でしたが
本作では母親の息子への語りかけだけが存在します それで十分 後は何も要らない 
音楽を含めて余分な要素はほとんどないです
演出も秀逸で やれ幽霊が「後ろから前から」だのお次は仏壇からだのといった
あからさまな恐怖描写は意図的に避けています
けれども残念なシーンが一つあって
ラストは垂れる足をそのまま出すんじゃなくて影を揺らすだけにして欲しかった
そっちの方が雰囲気出ると思う
ただ そうなんだろうな と観る者に判断を委ねているところがナイスホラー
たぶん勘のいい人は開始一分位で話のあらましが見えてくると思います
そういった所もこの作品が優れている証拠です 
見えてくるからではなく 見えてからも面白いから
母親役の女優の演技がうまいので話の全貌が分かる頃には泣けます きっとです
ちなみに重ちーは声を押し殺して泣くのが大好きです とっても日本的行為だから
今度は「レオン」でも借りてこようかなぁ
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2008.08.20 Wed l 良作(映像) l COM(0) TB(0) l top ▲

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